議事録を元に映画にしてしまうというのも新鮮。
先日観たペルシャンレッスンもなかなか驚いたけども、こちらもまた驚いた。
なんというか、会議自体は淡々と進んでいき、話がうまくいかなくなったら一時中断、キ…
前から気になっていたが、漸く観るコトに。非常に退屈な内容だったが(BACK MUSIC一切無、淡々と会議が進められる様をただただ映すのみ)何百万ものヒトの命をこんな会議で簡単に決めてしまう事実に末恐…
>>続きを読む「彼らは職務遂行に対する責務に忠実だったあまり倫理観が機能しなかった、他人に対する無関心が悲劇の根底にある」という論調は割と見飽きており、本作の後に作られたとはいえ「関心領域」の方が映像作品としての…
>>続きを読む「最終解決」「特別処理」といった刺激的(?)なワードが飛び交う奇妙な会議。これだけの出席者がいて、1人くらい異を唱える人間がいそうなのにな(そうしたら「12人の怒れる男」みたいな話になりそう)。
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やや退屈な、ありふれた会議であった。議題がユダヤ人虐殺でなければ。
出席者は軍人、役人、法律家。各々の肩書きによく似合う態度で各々の立場に則った要求をし合う。時折紛糾しても基本的には淡々と進む中で使…
◆あらすじ◆
1942年1月20日、ドイツのヴァン湖畔の邸宅でラインハルト・ハイドリヒの主催によりナチスや政府の高官が集まって会議が開催される。そのテーマは「ユダヤ人問題の最終解決」であった。
◆…
【都合のいい「最終解決」策の行く先は、人類史上最大の惨劇。】
ユダヤ人の虐殺とその方法を決めるとかいう人類史上最も醜悪な会議を映像化した作品。
「戦争中なのにそんな事する余裕はない」とかいうド正…
歴史の本を読む中でここの過程で行われたことかと照らし合わせながらみた。
こんなにも人の事をただのカテゴライズとして話せるものかと思った。人を人とも思ってないことがありありと感じられる。
言葉にするの…
Constantin Television GmbH, ZDF