仕事のために故郷を離れ、恋人と遠距離で暮らす男の日常を通して、労働がもたらす孤独と、距離によって変化する人間関係を描く。
過去と現在を往還する編集は、単なる回想にとどまらず、離れて過ごす時間のなかで…
時間経過が、ぬるっと流れるように示されていく、飛躍しているのに断絶を感じさせず滑っている質感にみちた編集の妙が、クセになる。
観ていて、グッと緊張感が走るかんじがある
初めのダンスシーンのシーク…
【鑑賞メモ】
遠くの工場の灯り。
教会と犬。
風に揺れるカーテン。
この監督は、「空間」を汲み取って描くのが上手いと思う。
ホールに響く靴音、人の気配。
部屋の外の、波の音。
ただ静かなだけでなく…
ダンスホールで踊りもせず、目も合わない沈黙の男女、なにかがあった事は想像つく。
そこからそれに至った経緯、その後の話へと移っていく。
度々挟まれる回想は、最初はあの沈黙のダンスホールのシーンだが徐々…
ドキュメンタリー的に労働者のエレジーをしっかり描きつつも、そこから幻想に入っていくさまがとってもスムーズ。堅実がゆえに軸を持った飛躍ができる演出がただただ見事。ラストシーンの雨上がりに見えるのは夢の…
>>続きを読むこの場所でなにが起こるのかわからず見てたら、粉まきからのダンスホールでこれがあまりに魅力的だった。踊りたがらない女。婚約者の異動に不機嫌になりやがってめんどくせえな。そのあと昇給できるかもしれないの…
>>続きを読む最初のダンスホールから最後嵐が来るまで全てが素晴らしい ド派手に舞い散る火花でブチ上がる 過酷な労働の合間に触れる転勤先の街並みや隣人とのやや面倒なやり取り
「君はまだ通っている?僕はもうやめたよ、…