死者からの手紙の作品情報・感想・評価

『死者からの手紙』に投稿された感想・評価

Rui
3.8

アンドレイ・タルコフスキーの助手もつとめた監督によるソ連のポストアポカリプスSF映画。核戦争の影響で地下シェルターで暮らすことになった人々。状況不明の外世界には人間がいるのかも分からず、外に出るには…

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Shaw
4.5

当事者国の意識だからなのか、気迫がまるで違う。しっかり心を動かされた。『チェルノブイリ』見た人はこれも見るべき。あと、まるで異世界でつくられたかのような、この年代の作家主義SFの強烈な世界観好きすぎ…

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核戦争下における病院の子どもたち、それを見た主人公の悲鳴。水浸しの図書館、地下壕。クリスマスツリーの蝋燭に照らされる言葉なき子供たち。雪の積もった中山を登る最後には心を打たれる。
1
-
絶望のなかにある希望
クリスマスツリーの神聖な美しさと子供たちの無邪気さが救い
最初の光のショット、崩壊した街の退廃さ、ただただ静かなひっそりとした世界観

コンスタンティン・ロプシャンスキー
人為ミスが招いた核戦争後の荒廃した世界を描くディストピアSF

中盤からの巻き返しがえぐい。。
あの瞬間、老科学者の断末魔の叫び、希望などない閉塞感、荒天を進む孤…

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pherim
3.9

核戦争後の地下廃墟に暮らす老科学者と孤児たち。

タルコフスキー/ストーカーの清冽とゲルマン/神々のたそがれの混沌を同時に感覚、両原作者のストルガツキー弟が脚本参加と知り胸熱くなる。

核爆発描写含…

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@ユーロスペース

これは凄かった。
核戦争によって人類の大半が滅亡し、シェルターで一部の人たちが暮らす世紀末ものなんだけど、撮影、美術どれも高水準で世界観に説得力がある。特に図書館のシーンが好き。…

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レビューを書いています!

https://ken-ken-pa-pa-20220408.hatenablog.com/entry/2022/06/17/124027
oekoju
-
ディストピアイメージの洪水
ガスマスクで奇妙に反響する声
モノローグのバトンタッチ

1986年 ソビエト連邦

核戦争後の世界を描いたアートなデストピア

監督は今のウクライナ出身
コンスタンチン・ロプシャンスキー

人為的ミスから核戦争が起こり文明社会は崩壊
生き残った人々は地下…

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