冒頭の武藤敬司が秋吉満ちるたちと行きあうシーン、中盤の秋吉と安田成美の電話のシーン、最終盤の「対決」のシーンなど、舞台設定や美術から俳優の演技まで、当時の小劇場演劇やその少し前のアングラ演劇のような…
>>続きを読む他の相米慎二の作品よりだいぶかましてきてて難しくあんまり釈然としないがなんか良かった。他の作品みたいに商業的な映画のフリしてるという良さがなくあからさますぎたっていうのはあるが。Amazon で15…
>>続きを読む相米慎二監督作品。
同監督の代表作である『台風クラブ』の東京国際映画祭での報奨金も利用して製作された作品。
商業的には大失敗だったようであるが、映像や演出が兎に角冴え渡っていて、画面を見ているだけ…
武藤敬司とすまけいの対決が素晴らしい。拳銃を構える相手に対し、武藤は赤いスーツケースをパカっと開き落下した鉈を掴み勢い前転、テーブルを倒し反応遅れるすまけいの腕を捻り上げ、肩口に鉈を振り下ろす。迷い…
>>続きを読む久しぶりに相米みたけどクセになるわ、相米で3番目に好き。
映画という概念自体の外縁から侵入してきたプロレスラー武藤敬司がもたらす運動性。これがモノホンの肉体や。
終始ファスビンダー『Lola』を彷…
劇場公開版とラフカット版続けて観た。4時間でも5時間でもなんぼでも見ていたい。全員目的があってそれに向かって行動してるんだろうが、何かフィクションに観客を没入させて現実との地続きの切実さで魅入らせよ…
>>続きを読む©ヤングシネマ'85共同事業体/KADOKAWA