時雨の記に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『時雨の記』に投稿された感想・評価

中里恒子の原作を伊藤亮二と澤井信一郎が脚色、澤井が監督した、小百合、渡の共演作。渡りに病魔が襲うという展開は、二人の共演作の名作「愛と死の記録」を思わせる。
渋谷東映にて
Leo
4.5

改元をテーマに絡めた文芸作品は案外少なく、この映画以外には夏目漱石の『門』くらいでしょうか。
Wiki:『平成元年(1989年)に設定を置きかえた。昭和にはまだそのような男女の恋もあり得た、その後は…

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csm
4.5

手土産に天ぷら、海老を3匹食べてメバルの煮付けに話しかける鎌倉住まい小百合んちの雨漏りでプラトニックエロの洪水。暮手からクウネルに繋がる暮らしぶり。絵志野(調べた)に生花、渡哲也56歳の誕生日はレモ…

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大手建設会社の専務は、20年前にあった女性を探し続け、ようやく会うことができた。
残りの人生を、彼女と一緒に生きていこうと決心する。

藤原定家ゆかりの地、時雨亭に静寂を濃度を増すように鐘が鳴り響いたとき、日本映画史上最も美しい不倫の貌が現れます。  澤井信一郎「時雨の記」

多くの人はその多感な10代後半から20代にかけて、リアル…

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