寝台の上で死を待つ画家のカラヴァッジオが過去を回想していく物語。
デレク・ジャーマン監督は実在の人物や史実、原作等に自身の作風や或いは自己を投影する事が上手で、今作も一応画家カラヴァッジオに材を取っ…
デレク・ジャーマン作品の中ではわかりやすいし、カラヴァッジオの絵画が、カラヴァッジオの人生とともにそのまま映画になったように薄暗い画面からその美しさが浮かび上がるようだった。
ショーン・ビーン、ティ…
ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した記念すべきデレクジャーマン×ティルダスウィントンの初コラボ作品。画家のカラヴァッジオの反省を描いた話。
カラヴァッジオの絵画を再現した撮影やライティングは美しか…
まるで美術館の中にいるようだった。それぞれの絵画の奥に広がる物語に浸っているかのような時間でもあった。舞台・小道具・人物が織り成す色彩と構図は、光と影の強いコントラストによっていっそうドラマチックさ…
>>続きを読むデレク・ジャーマン鑑賞ニ作目
カラバッジョ自身の本人イメージを
個人的にラファエロと勘違いしていたので、鑑賞後も認識が少しこんがらがっていた
ラファエロ = モテ伝説男
カラバッジジョ = 男…
このレビューはネタバレを含みます
画家ミケーレ・カラヴァッジオの物語。
伝記ではなく創作。
ミケーレはバイであり、ある夫婦と奇妙な三角関係になる。
ミケーレと出会ったことで夫婦は離別してしまう。
物語は明瞭である。
室内で話は進むが…
1986年、イギリス、画家カラヴァッジョの生涯をフィクション化した伝記物。
再鑑賞。
死の床にあるカラヴァッジョ。彼の側には聾唖の青年イェルサレメ(少年時代から彼の身の回りの世話をしてきた相棒)…