人工妊娠中絶の合法化のため、議会で演説するシモーヌ・ヴェイユ。それに反論する男性陣の下劣な言葉の数々に、フランス映画『あのこと』のアンヌを思い出した。もしもアンヌがこの時居たら···。シモーヌの登場…
>>続きを読む先人たちの強さ
彼女の存在は知らなかった。
シモーヌが自伝の執筆をしながら様々な時代を思い返していくので時代軸が前後する。悲惨な経験、喜びに満ちた思い出、戦いの歴史。それが自然と線をなして、浜辺…
シモーヌ・ベイユ(レベッカ・マルデール/エルザ・ジルベルスタイン)は第二次世界大戦中、アウシュヴィッツなどの収容所生活を経験し、戦後、判事の資格を得て厚生大臣として人工妊娠中絶を合法化する。さらに、…
>>続きを読む収容所の場面は感受性を敢えて低くしてみないとちょっと耐えられなかった。
せっかくシモーヌさんみたいな人たちが頑張ってきたのに時代がまた悪い方に急速に進んでいて、結局人間はそういう生き物なのかと暗澹た…
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