作品の中で描かれていること全てを飲み込めたわけではないけど、主人公の人物表象はかなり先進的なのでは
キャラクターとしての鮮烈さと規範に縛られない自由さを体現しつつ豪胆さだけで成り立っている人物ではな…
ジュリアから溢れ漲ってくる、滾るような生命力に圧倒され続ける。何にも縛られることなく映画のフレームからも抜け出すように、バイクに跨り自分自身や世界を感じながらどこまでも自由に疾走していく。地響きと共…
>>続きを読む主人公の子がどんな人生を歩んでどんな考えでここまで辿りついたかなんてどうでもいい。オープニングでバイクと一体化した彼女自身を見るだけで、これが彼女そのものなんだと感じた。今までに見たことのないヒロイ…
>>続きを読むストーリーはシンプルながら、この本物の空気感が素晴らしい。
フランス映画にしてカンヌ映画ということもあり、ジュリア・デュクルノー監督の『チタン』のように自分には合わないかもと思っていましたが、スト…
彼女はずっと独りで仁王立ちしているかのよう。ハードボイルドな一人の人間に見える。男たちはバイクで走るときも踊るときも、つるんでる。
始めから緊張感が続いて、ボスの妻子とバイクで出かけるシーンも、幸せ…
このレビューはネタバレを含みます
意外にもハートウォーミングでノワールだった。
バイクの映画なのに、屋内の中の場面が多くて息が詰まるよう。それがかれらの抑圧と重なりつつ、生の実感を探しつつも倒れ、種が撒かれていく。
個人的な要望…
アウトローなタイプの主人公ジュリアが
ヘルメット無しで公道をウィリー走行で
走るバイク集団に出会い。とある組織に
関わり自分の存在を見いだそうとする?
お話らしいけど。。
フランス社会にこんな人達…
笑顔がとても可愛いジュリアが一目で大好きになる。そんな彼女の破滅衝動と優しさと瞳がなんとも悲しい。とても儚い彼女の生き方は陽炎のようで、終演後深くため息をつく。強く抱きしめたくなる映画です。バイクの…
>>続きを読む家でも職場でも自分の居場所がない、あるいは思い通りにならないことに対して、バイクで発散しようとした若い女性のお話なんだろうけど、いまいち理解できなかった。物語はバイク泥棒が強盗集団に所属したがそこ…
>>続きを読む©"2022"CG"Cinéma /"ReallyLikeFilms