
日常ってこんなものですよね。特別な出来事がない日々のほうがほとんどです。
主人公のアスタの日常を丁寧に時間をかけて描いているので、物語の進むペースは非常にゆっくり。
多くを語らないアスタ。だからこ…
ネコ・ポジション
ノルウェーの港町。新聞記者のアスタは長いこと病気休暇をとっていたようだ。でも、最近、職場復帰をして地元の人々の元へ取材に赴く。家にはガールフレンドのライヴがいる。彼女は仕事を…
「光の検問所がいくつも見えるだけ」
ファースト・カットをみたときに、なんとなくポール・シニャックが描いた港町をおもい出した。澄みわたった青と、ちらちら明るく散りばめられたひかり。うつくしい街だ、と…
ノルウェーで暮らす新聞記者の女性の話。
いや〜寝れた。
睡眠導入に最適なテンポ感で助かる。
ほんと生活感って感じ。切り取られた日常。
社会から阻害されてるって感じても、それも社会の一部だったり。
楽…
クレプスキュール・フィルムの配給は観ることにしている
病気で仕事から離れること、難民申請者、同性愛者、事故に遭うこと、取り壊される建築
社会から疎外されていると感じる中での人間の居場所
自分た…
流石に酷いと思う。窓からデカい船が見えるのは確かに嬉しい。なぜか涙が出てしまうっていう、こうなったらやだなぁってインディー映画のそれっぽいラストをやる感じ。
小津を見て寝るってところをあるあるとして…
🪑
静かな港町が舞台だった。
ノルウェーのオーレスン、監督の生まれ故郷らしい。
街中が映し出される時、アスタとライヴ以外の人が出てくることがなくて(車や自転車も)、そういうのって隔絶された場所み…
ノルウェーの港町で恋人と穏やかに暮らす主人公のアスタが、新聞社での仕事を通じて、難民の問題を追うようになってから静かに変わっていく話。
映画の始まりから町を見渡すような画が出てきて、スローなテンポ…
心の居場所というようなものがテーマな作品であり、綺麗な景色や平穏な日常の奥にある不安や閉鎖感などからノルウェーが抱えている問題を映し出していると感じました。
大きな展開などはなく、ゆっくりと進んで…
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