アイデンティティに葛藤する子ども達を描きたかっただけなの?しょうもない
やたら怪物探しの側面を広告でも、実際に映画の前半でもミスリードマシマシで煽るからさぁ、期待したよね
何となく想像出来ていた…
本作と同じ子供が主人公だった是枝監督の出世作『誰も知らない』は、劇場に二度観に行くほど感動した傑作だったが、これは何だかねぇ。
視点を変えて、二回時系列を変更した構成も好きじゃないし、結局何だったん…
率直に、考えさせられる。
今生きてる現実の投影のような作品だった。
何度も観られない。
着眼点も、展開もすごく良かったのは確か。ただ、苦しい作品でもあった。
ネタバレあり。
基本は、私自身への…
このレビューはネタバレを含みます
時系列や時間のスケール感が非常に分かりにくかった。
さらに、視点によって見える世界が変わるのは理解できるが、今回はその変化が極端すぎる印象を受けた。例えば、母親目線における学校の対応は不適切極まり…
見る側面によって物事の見え方ってこんなにも違うんですよ〜と言いた過ぎて、過剰演出とか破綻してる部分がありすぎ
先生が飴舐めるシーンとか、校長がスーパーで子供転倒させるシーンとか、こんなもん後から挽回…
このレビューはネタバレを含みます
見返せば見返すほど違和感。
別視点ではこう見えるという演出なんでしょうけど、視点ごとの矛盾点が多すぎて別の世界線の話なのではと思えるほど。
悪(怪物)側の言動が振り切れすぎていて他視点からの違和…
解釈の違いはあれど、救われない。
映画はエンタメであってほしい。
と思っているからこそ、この監督の終始ダークな世界観は救われなかったです。
全体の流れやメッセージの角度違い、言葉選び、画の選び方…
©2023「怪物」製作委員会