秀作。ショットが秀逸。
「人は・・・死んだらどこに行くんだ?」
(中略)
「映画館」
【この世とあの世の淵】
イヒカは映画館に立ち寄った帰りに、行方不明の祖父を見つける。あとをつけると、再び…
キネカ大森の二本立て上映にて!
(も一つの「幻の光」と、凄く良いパッケージング)
「すべて、永遠じゃない」のキャッチフレーズの通り
静かにゆっくり消えていく山間の人々の暮らしを記録している。
本…
昨年たまたま朝日館に宿泊し、映画のことを知る。
時間が止まっているような、昔と今が交わっているような不思議な旅館(「千と千尋の神隠し」で千尋が両親と車を降り、トンネルを抜けて行った先のような感じとで…
『霧の淵』河瀨直美プロデュース作品らしく〝そこにいる〟という情景をリアルなままにフィルムで掬い撮る。これからの不安〈村〉これからの希望〈娘〉の対立軸に水川あさみが自然体で溶け込む奇跡。風に当たる硝子…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
生々しさはにじみ出ているのだけど、同時にファンタジックでもあるなあと思いました。
霧は隠れるのにちょうどいい、みたいなセリフがあった。終盤のお祭りの場面あたり、あのへんが幻想的で。隠れてるシーンな…
©2023“霧の淵”Nara International Film Festiva