霧の淵に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『霧の淵』に投稿された感想・評価

3.5
この場所に宿る記憶みたいなものをうまく霧と重ねてて儚くて懐かしくて素敵な映画

おばぁちゃんっ子だったから泣きそうになった。

秀作。ショットが秀逸。

「人は・・・死んだらどこに行くんだ?」
 (中略)
「映画館」


【この世とあの世の淵】
イヒカは映画館に立ち寄った帰りに、行方不明の祖父を見つける。あとをつけると、再び…

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eri
3.5
限りなく現実っぽいのに、シゲ爺が関わるパートは幻想的に描かれるのが好きです。
ちがう世界に足を踏み入れているのは、イヒカか、シゲ爺か。
40pay
3.5

キネカ大森の二本立て上映にて!
(も一つの「幻の光」と、凄く良いパッケージング)

「すべて、永遠じゃない」のキャッチフレーズの通り
静かにゆっくり消えていく山間の人々の暮らしを記録している。

本…

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昨年たまたま朝日館に宿泊し、映画のことを知る。
時間が止まっているような、昔と今が交わっているような不思議な旅館(「千と千尋の神隠し」で千尋が両親と車を降り、トンネルを抜けて行った先のような感じとで…

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観て感じる、浴びるような映画だった。
映像が綺麗。

田舎の村の現状を、ありのままに、でもどこか儚く映す映画だった。
63
3.9

『霧の淵』河瀨直美プロデュース作品らしく〝そこにいる〟という情景をリアルなままにフィルムで掬い撮る。これからの不安〈村〉これからの希望〈娘〉の対立軸に水川あさみが自然体で溶け込む奇跡。風に当たる硝子…

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支店時代に何回か泊まった奈良の民宿がカナダ映画祭のドキュメンタリーに出るらしく。モントリオールと日本の山奥は似てる話をした囲炉裏端はマジでよかった。
Yuna
4.0

このレビューはネタバレを含みます

生々しさはにじみ出ているのだけど、同時にファンタジックでもあるなあと思いました。

霧は隠れるのにちょうどいい、みたいなセリフがあった。終盤のお祭りの場面あたり、あのへんが幻想的で。隠れてるシーンな…

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映画の途中にある川の魚について説明するカットが映画のタイトルと繋がっているのではと感じた。

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