このレビューはネタバレを含みます
数年ぶりに突然帰ってきた夫。
妊娠した彼女を突然連れてきた息子。
それらは水面に投じられた石のように
静かで慎ましい日々に波紋を生んでいく―。
最初はそんな展開を想像していた。
けれど、進んでいく…
試写会ありがとうございました。
完全に依子に感情移入。だんなへの視線に強共感。
結局新興宗教はお金大事で本当の救いになるかは疑問だけど宗教に逃げて心を落ち着かせたい気持ちも分かる。なんで帰って来…
試写会にて鑑賞。
宗教にハマった女性のバックグラウンドと復讐劇。
荻上監督が脚本も描かれている。
試写会後に監督にお話を聞けたが、ほんわか優しい雰囲気が作品にもろ投入されてるなと感じた。
宗教…
いやぁ凄かった!空気が薄いというか、息苦しいというか、でも普通に生活できるという絶妙な世界観。一つ一つのシーンに深い意味がありそうだけれども、観終わると、根底にあるものは、わりとよくある普通の家族の…
>>続きを読む事前の映画情報を読むと、重々しいストーリーに時事ネタを入れ込んだような作品のように感じたが、良い意味で裏切られる作品。
映画の始めから最後まで独特としか言いようのない空気が映画全体を包み、毒のあるユ…
試写会にて。
我が人生のバイブル、かもめ食堂の萩上直子監督の最新作。静寂と間、水と不思議ダンスが満載でシュールな萩上ワールド満載。社会風刺も絶妙に効いてて淡々とした中に人間の業と深さを感じさせるの…
「かもめ食堂」の荻上監督の新作。舞台挨拶は昨年の「川っぺりムコリッタ」以来。
祈ることで救われる水を支えとして生きている主人公依子のもとにある日突然消えた夫ががんを患わせて帰ってきた。穏やかな生活…
試写会にて。
夫が失踪したことをきっかけにカルト宗教にハマった主人公の元に、癌になった夫が戻ってきて……という、荻上直子監督らしいユーモアとリアリティがない混ぜになったお話で、とても面白かったです…
試写会にて。
もう粗筋を読んだだけで、筒井真理子主演と聞いただけで、「やばい絶望だな」という気持ちになっていたのだが(でも深田晃司監督作品の筒井真理子を観るとやっぱり絶望しちゃうのである)、いや、な…
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