息子の婚約者くらい普通の人間にしてもいいだろ。大なり小なり全員アタオカだと問題の本質が人物そのものに向いてしまう。
音楽も大袈裟だし水の上に立ってセリフを言い合う演出もやり過ぎ。
テーマは好きな感じ…
もっと暗いのかと思ったらブラックユーモアの効いたズキンと来る作品だった。
新興宗教にハマって人に優しくを重んじていた依⼦が人間味溢れる本音を密かにフツフツとぶちかます姿が面白い。それを筒井真理子がと…
筒井真理子だと聞くだけで、怖いもの見たさのようなワクドキがある。
宗教が心の拠り所の主婦、依子。
家族との不協和音もあって次の展開が読めない、それが面白い。
主人公の日頃からの鬱憤が徐々に弾けていく…
夫が寝たきりの舅を残して出て行った。
庭に枯山水を作った。
息子は九州に逃げて行った。
ひとり残された私は宗教にハマった。
その夫が帰ってきた。
癌だった。
保険適用外のため高額の治療費がかか…
かなり久々に見た荻上直子作品の現在地が意外で驚き。ここまで切実なテーマを地続きの日常から切り離さずに描いているのが意外に思えた。枯山水を手入れすることで必死に自分の世界の秩序を守ろうとする「平凡な主…
>>続きを読むwowow
キャストに惹かれて…結局、どっぷり見入ってしまった。
今までにないタップのような手拍子のような音響効果がラストに腑に落ちる。
更年期主婦の年代には自身の体調のみならず、家族、職場と…
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