42歳独身フリーターの陽子。20年以上関係性を断絶していた父が急逝した一報を従兄から受けるが、故郷へ向かう道中でトラブルにより車中旅から置き去りにされてしまう。
自分について一切語ることがなかった…
完成披露試写会@テアトル新宿
引きこもり&コミュ障が故郷までの658kmをヒッチハイクをするというストーリーと、そのイメージとは程遠い菊地凛子さんの主演。
いったいどうなんの・・?という期待と不…
旅を通して自分自身と向き合い気持ちが変化していく陽子の姿は、少し自分とも重なる部分があり、とても心打つ作品でした。青森までのほんの数日のこととは思えないくらい内容濃く描いていたので、陽子の気持ちを痛…
>>続きを読む試写会にて
亡くなった父にお別れをするために、42歳の陽子が青森までヒッチハイクするお話
時に道のりは冷たく残酷だけど
いろんな感情を取り戻しながら北へ進んでいく陽子の姿に心が揺さぶられた
景…
人に連れて行ってもらうのではなく
自分で行く事が大事だったのだと思う
自分で進む事でしたい事、目的がはっきりとしてくる
ずっと痛かった心
ずっとずっと会いたかったのだろうな
子供の頃は痛いだけで…
“手を繋ぎたい”
ただそれだけの想いに、どうしてこんなにも心が震えるのか。
自分自身が、いま感動しているというその事実だけがわかる。
ふっと柳宗悦が著書で語っていた言葉が浮かぶ。たしか「民藝四十…
©2023「658km、陽子の旅」製作委員会