
深谷シネマにて鑑賞。
不器用で排他的な陽子が北上に伴って、それに比例するかのように、自分が解放されて行く様子を見守るような、不思議な作品でした。
お気楽な人、酷い人、優しい人、それぞれが、必死で生…
キャストと劇伴が好みすぎてこの映画が想像と違った時立ち直れないかも…と尻込みしてたけど思い切って観てみたらめっちゃよかった。。ヒッチハイクでの人との関わりを通じて、人間的に成長しながら父親との心のわ…
>>続きを読む“手を繋ぎたい”
ただそれだけの想いに、どうしてこんなにも心が震えるのか。
自分自身が、いま感動しているというその事実だけがわかる。
ふっと柳宗悦が著書で語っていた言葉が浮かぶ。たしか「民藝四十…
就職氷河期に巻き込まれ、今日までなにもかもうまくいかない、コミュ障気味な主人公が、田舎での父の葬儀に帰郷しなければならなくなった。お金もないので、従兄一家の車に乗せてもらったものの、途中ではぐれてし…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ロードムービーとしても、東北の風土を知る映画としても素晴らしい作品だった。
主人公である42歳の陽子は、東京で夢破れて、家に引きこもり、誰ともかかわらない生活を送っていたが、父の死の知らせを聞き、葬…
陽子が出会った、彼女にとって良い人も悪い人にも、心に残る言葉があった、抱きしめてくれるような台詞が多くて、思い出すお父さんの姿が20年前なのもすごく刺さった
思い悩んでいて、でも結局、何に悩んでいた…
コミュ症の人が周りに気付く範囲では居ないと思っていたが…
この映画を見て、話すのが好きではないのかな…と決めつけてたのかもって思えてきた。
心が閉じるって、思いが口から出せないってこんなにも何かを…
©2023「658km、陽子の旅」製作委員会