テーマが「殺されていい人間なんていない」っていうのがすごく伝わる作品だった。
あれだけ嫌な奴でも、子供たちに道を譲ったり、死に際に奥さんの心配をする。人を殺した死刑囚でも母に許しをこい涙も流す。
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タクシーの運転手の男、弁護士のピョートル、青年のヤツェク。別々の人生を送る彼らが、青年のある行動によって残酷に交わっていく。
彼を救う方法はあったのだろうか?
感想を書くのが難しすぎる。…
クシシュトフ・キシェロフスキ監督作品は、ポーランドの寒々として、人々が孤立し孤独な雰囲気の中で特異な事件が語られていてそこが好みであったりします。『殺人に関す短いフィルム』は、見ず知らぬ人の生命を奪…
>>続きを読む2021/06/27 DVD
2021/07/04 DVD
テレビシリーズ『デカローグ』の第5話(ある殺人に関するフィルム)を長編映画として再構成した作品。
カンヌ国際映画祭審査員賞、ヨーロッパ映…
登場人物が3人でそれぞれの殺人の物語かと思ったけど、それぞれ被害者、加害者、弁護士として物語が進むにつれて互いに関係していくストーリー構成がよかった。
個人的にこの映画が伝えたかったのは、誰も悪…