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不思議な世界観。夢の中にいるようなぼんやりとした気分になる。演劇をテーマにしていたり、澁谷麻美さんが出ているからか、王国を見た時と似たような感覚になった。世界から隔離されて閉じ込められているようなそ…
>>続きを読む演劇パート、木竜さんには少し荷が重いんじゃないかしら? って見てたら澁谷麻美さんが登場して! 「うわっ、『王国 あるいはその家について』や」ってメロメロに。
『のんきな姉さん』『眠り姫』そして何よ…
なかなかマニアな映画だなと。
小説を読んでるのように、映画の中に身を沈める、そんな自分自身も芝居をしながら。
消えていく人の代わり、そこにいないはずの人による、不在が見る芝居。さああそこには一旦誰…
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演劇は集中する間もないくらいもの凄いスピードで物語が展開されていく。対して映画はクローズアップやフィクショナルな演出によって緩急を駆使して物語を展開していく。本作は、演劇を映画がパッケージしていた。…
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夜の図書館に迷い込んだ青年。時間の止まった奇妙な空間では旧友たちがいつか訪れるはずの本番に向けて演劇の練習をしており…。不気味ではあるものの不快ではない、ぬるま湯のような場所。ピアノに合わせたダンス…
>>続きを読む生きているのか、死んでいるのかもわからない、なぜか出られない。
真夜中の村上春樹ライブラリーで芝居の稽古を続ける者たち。
舞台を観ているかのようで楽しかった。意図せず現実なのか、意図して虚構なのか…
「映画」のイマジナリーラインを軽々と超えてくるジャンプカットの数々。村上春樹ライブラリーのロケーションがまず素晴らしい。キャストはどこまで監督と意思疎通を測って演じているのだろうか。井之脇海が建物の…
>>続きを読む村上春樹ライブラリー。まずこの場所が最高。異空間が切り出されたかのようで、永遠に往来できるかのような空間。魅力的。建物自体がSFなのか?と思うほどで。
最初のショットから美的感覚をくすぐられ、時間や…
©合同会社インディペンデントフィルム/早稲⽥⼤学国際⽂学館