ノーバディーズ・ヒーローの作品情報・感想・評価

【第72回ベルリン映画祭　パノラマ部門出品】
『湖の見知らぬ男』アラン・ギロディー監督新作。カイエ・デュ・シネマ誌ベスト10で9位に選出された。

やはり期待を裏切らない。差別や偏見といった社会問題…

• #第72回ベルリン国際映画祭

メインの男女や都会等、他２作品と少し毛色が異なるも、序盤から「また...突飛で面白いことを思いつくな...」と、その発想力に感心した。

◆どの登場人物も，とても興味深かった。

・イザドラが長年あ…

間が悪い！
主人公の男性が娼婦の女性に一目惚れし、関係を持つところまではまぁいいのだが、相手は嫉妬深い夫のいる既婚者であり、主人公はストーキング行為をし始める。そうして主人公が愛(?)に溺れている間…

『湖の見知らぬ男』に比べると、物語に抑揚があるので観やすい。ただ、登場人物が全員おかしい上に、笑いのセンスがかなりずれていて、劇場内でも失笑の声が時折漏れていた。夫がいる中年娼婦に一目惚れしてしつこ…

娼婦にひと目惚れした男のドタバタコメディ。

妙齢の娼婦に真剣交際を申し込むが、夫の束縛が激しくGPSでどこまでも追ってくる。
テロ事件があった日にアラブ系の若者が物乞いに来るし、アパートの住人たち…

本来、非モテ側なはずなのに中年でモテ期に入り2枚目俳優みたいなセリフを言うのが腹立つしオモロい。でも、本命は未遂のまま終わる。
欲望と隣り合わせのテロ。とにかくずっとカオスで怖い。絶妙なバランスが良…

なにこれ面白！！
登場人物の相関図が最後に向けてどんどん錯綜していくけどどこにも辿り着かない。

「ちょっと落ち着いて」って言われるくらいのデカすぎ喘ぎ声とか、GPSとか、ここぞというときにいちいち…