平家滅亡後、源頼朝と仲違いしてお尋ね者になった義経御一行が奥州秀衡に逃げのびる途中、山伏に変装して関所を越えようとするお話。
黒澤明の映画は5本目。時間が無くて短尺だったため鑑賞。初期作ということ…
純度が高い映画だな、と思った。戦後すぐに作られた映画ということが大きいだろう。つまり映画を純粋に「(監督は)作りたい」「(役者は)演じたい」「(客は)観たい」、そのニーズが一致している。後世の視点か…
>>続きを読む不思議な作品
虎の尾を踏むとは勧進帳、能の安宅のフィナーレの詞「虎の尾を踏み毒蛇の口を逃れたる心地して、陸奥国へぞ下りける」から。
歌舞伎十八番の勧進帳をベースにしているが、原作にはないエノケン演じ…
初期黒澤4作目、大好きな一本だ!
まずはあらすじから
ーーーあらすじーーー
■平家滅亡後、源頼朝は実弟義経排除に動く。弁慶など手勢含めたった7名で山道を行く。山伏に扮した一行と一人の飄々とした強力…
1945年”虎の尾を踏む男達” 監督.脚本 黒澤明
終戦間近に作られた本作は封建的を理由にGHQから上映許可が下りず、初公開は1952年4月と7年近くも日の目を見なかったことは実に不幸な話だ。
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歌舞伎「勧進帳」を黒澤明がミュージカル仕立てにした風変わりでコミカルな逸品。主演の弁慶役の大河内傳次郎がカッコ良い。本作のキーパーソンである強力役のエノケンも活き活きと演じており、59分が瞬く間に終…
>>続きを読むU-NEXTで観ましたが、音が悪く台詞や歌があまり聞き取れませんでした。
かなり古い作品なのでしょうがないのでしょうが字幕をつけてほしいレベルでした…
物語的には一休さん風味。
音が聞き取れないと…