病気について知らない人の考え、知ろうとした人の考え、病気の人の考えはそれぞれ違っていて知ろうとすることで知ることができるが当事者でなくては全てを知ることはできないことを宇宙と星空になぞらえて表現して…
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病気や障害を持つ、自身と友人に当てはめて観てしまい、観ている間はとてもつらかったです。
ふたりが働く会社の皆さんが、気負いなく、さりげなく、無理のない範囲でサポートしているところが理想的で、素敵だ…
朝のこない夜はないって諺がある。
意味としては、苦しい時はずっと続くわけではなく、耐えればいいこともある。
正しくこの映画の言いたいことを代弁していたし、誰かの苦しみを少し分かち合える優しい映画だっ…
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周りに理解されないものを抱えているもの同士だからこそ、お互いのことを理解しようと寄り添って支え合う。
辛い状況にいると、自分が1番辛いとか思ってしまうけど、自分が感じる辛さは他人には100%わからな…
街が主人公の映画というのが宣伝であったけど本当にその通りだった。
優しい映像の質感と最低限の音楽で些細な日常がすごく大切なものに映った。
自分の日常が「映画みたい」であることなんてほぼないけど、そん…
大きな出来事が起きたり
事態が急展開するようなことはなく
淡々と日常が進んでいく映画だった。
ただその中で
少しずつ光を取り戻していく。
闇の中にいる時
自分一人で光を見出していくことは
無理で…
山添君の無愛想な性格はあまり好きになれなかったけれど(パニック障害関係無く)
彼の辿ってきた背景には寄り添えると思った。
萌音ちゃん演じる藤沢さんが感情を吐き出す場面は、腑に落ちる事ばかりだった…
©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会