或る女の作品情報・感想・評価

『或る女』に投稿された感想・評価

吉村公三郎と双璧の松竹のホープ渋谷実監督が、寄席お茶子田中絹代の波瀾の人生を古式ゆかしく描いた女性映画の力作。席主坂本武と娘木暮実千代の御好意で救われた田中が、10年前を回顧。上方に下る芸人徳大寺伸…

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渋谷実らしさはまだ感じられない作品だけど、とにかく絹代がひたすら良い。徳大寺さんにあっけなく捨てられてから苦労のしどおし。芸者に入れ込んで山まで売り飛ばした兄貴の斎藤達雄は菊の栽培が趣味、仕事しろ、…

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Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1940年代映画:人間ドラマ:松竹〗
1942年製作で、明治から大正にかけての『或る女』の10年を描いた田中絹代主演の人間ドラマらしい⁉️

2023年2,571本目

田中絹代さん主演で、なかなか見応えありました。やっぱり苦労人の役がとても似合いますね。

息が荒くなる感じ、胸から肩の演技がいいです。
髪形も、色々と変わって楽しめたし♫

木暮実千代さんも、若くて…

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田中絹代の主演作
現在過去現在、或る女の10年間の物語

【あらすじ】
芝居小屋で奉公しているおしげ(田中絹代)は知人の柴田(河村黎吉)から山楽(徳大寺伸)が東京に帰っていることを知らされる「あれか…

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たとえ凡作であろうと田中絹代は自身の存在感でそこそこ観られる作品に変えてしまう

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