プロットも細部もお粗末に見えるんだけど、時代劇ガチ勢からしたらどうなのこれ
大抵の理解不能行動は侍道みたいなので言い訳つくのズルいが、流石に娘のための50両を工面しようともせず、本会優先で旅に出る…
古典落語「柳田格之進」の小説を翻案して映画化した時代劇。
監督は白石和彌。
(2024、2時間10分)
あらぬ嫌疑を懸けられ彦根藩を追われ江戸の貧乏長屋で娘(清原果耶)と暮らす食い詰め浪人・柳田格…
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白石和彌監督、お初の時代劇作品。
物凄く丁寧に撮影しているのが良く判る。
特に前半のぼんやりした照明とか、中盤辺りの酉の市の雰囲気が凄く良かった。
ただ、草彅剛が髭面になった辺りから、何かパワーダウ…
萬屋源兵衛が何をしゃべっているか聞き取れないので、意味が分からない映画の一つとして殿堂入りしました。
ですが、あらすじとしては明快で、昭和の時代劇でよくある型の一つを踏襲したものという印象です。原…
このタイトル、ネタバレじゃないですかね?
なんか時代劇って理不尽な状況を当然のモノとして提示してくるので、頭を“時代劇モード”にしておかないとキツイ。今回でいうと根拠なく窃盗を疑うとか、嫌疑が晴れ…
このレビューはネタバレを含みます
無実の罪で藩を放逐された主人公は碁の打ち手として娘と長屋暮らしをしていた。だが碁の指導として出入りをしていた大店、その使用人が受け取り店主に渡したはずの50両が紛失。その部屋にいたのは主人公と店主の…
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左門、その軸を私にくれぬか。金が欲しい。兵庫は藩を追われた者たちのために、その軸を売ったを申していた。だが、その言葉を聞いたとき私はうれしかった。兵庫がそうしていてくれたら、私はありがたいと思ったの…
>>続きを読む50両を盗ったと疑われたことで腹を切ると言い出した、この映画きっとダメだ思いながらも見続ける。いったいその50両どこから出てくることにするんだろう。
次は碁で仇と思っていた男との命の遣り取り。そん…
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