光石研さんたっぷりで大満足!
長ゼリフ、長回しがほとんどで、終始間をたっぷりとる芝居がたまらない。
なのに死に間がない不思議だった。
私が演じてたら不安になってしまうかもしれない。ほんとすごかった。…
怖くて痛々しい悲喜劇だった。
自分が、外面だけよくて中身は空っぽな人間だったと気づいた時の男の哀しさ。
光石さんの取り繕う眼差しと一人語りがすごく良い。
タイトルは人生への諦念と開き直りなのかと思う…
間の取り方とか演技のテイストとか、すごく好き。
家族、職場、友人、知人、知らない人、ひとりの時。
それぞれに見せる顔があって、対象を選んで言っている事を180度変える。
それは、嘘と言えば嘘なのだ…
映画祭の受賞作とか、ノミネート作とか、全然情報を仕入れてなかったので、この作品の存在さえ知らなかった。
配信サービスでおすすめに出てこなければ出会えなかった。配信サービスも捨てたもんやないね。あり…
名バイプレイヤー光石研を観る映画。
この人を初めて観たのは相米慎二の「セーラー服と機関銃」だと思うんで40年以上も邦画のそこかしこで観続けていることになる。そう思うとそれなりに感慨深い。
うどん屋の…
うーん、良い。起伏もなく、ただただオッサンのVlogが流れるような1時間半だったけど見応え抜群。
自分も定年を過ぎるタイミングになるときっとこの寂しさが募るに違いない。
末永さんの場合は幸い家族が…
“すごいよねー時が経つって。こんなになるんやもん”
おめでとう、私の夢。逃げ切れたなんてすごいじゃない。私を置いていくなんて、すごいじゃないか。
何かを隠すと、不安が買える。ご褒美あげると、笑え…
©2022『逃げきれた夢』フィルムパートナーズ