〈沖縄戦の図 全14部〉
戦後78年、まだまだ知らないことの多さを知る
沖縄戦の事実、全てアメリカが撮った写真しかなく日本側の写真は1枚も無かった。
地上戦を生き延びた沖縄の人びとの切実な「命どぅ…
丸木位里・俊夫妻と言えば真っ先に「原爆の図」を思い浮かべるが、本作品のチラシの中で紹介されていた「沖縄はどう考えても今度の戦争で一番大変なことがおこっとる。原爆をかき、南京大虐殺をかき、アウシュビッ…
>>続きを読む命こそ宝
太平洋戦争で唯一地上戦があった地、沖縄。それがどういうことか、全く解っていなかった。
当時の沖縄側の写真が残っていないことから、丸木夫妻が現地聞き取り証言を元に書き上げた14枚の絵画の物…
その土地の人を消費するのではなくて、本当の意味で寄り添って、学んで、対話をして、自分も相手も身も心も削りながら、絵を描き続けたのが、凄いと思った。
祖母は最期まで誰にも沖縄戦の戦争体験の話はしなかっ…
今日は沖縄慰霊の日です。
・丸木位里、俊夫妻が沖縄戦の図を描いた経緯や作品解説をまとめたドキュメンタリー。河邑厚徳監督による書籍の方が内容は遥かに詳しく(買ってしまった)、そもそも絵の迫力は直接の…
久しぶりに高得点。知っているつもりだし何度も向き合っていたはずなのに、改めて映像を突きつけられると身が引き締まる。
そんな作品だった。
もちろんご夫妻のこれまでのテーマの流れから必然的に辿り着いた…
©2023 佐喜眞美術館、ルミエール・プラス