公開記念舞台挨拶付きで観た。
この雰囲気の映画、大好きだなと改めて実感した。
じっとりしていて、観終わった後の余韻がとてつもない。
栩谷のあの底から溢れてくるような喪失感で、画面が一気に映画にな…
『花腐し』
過去は鮮明に美化され、失った現在は朽ち果てるのみ。斜陽のピンク映画界に生きる監督は廃屋寸前のアパートを訪ねる。怪しいキノコを栽培する男と、裸でラリっている女。一気に引き込まれる。梅雨入り…
試写会 生柄本佑をまた拝めて至福だった😮💨
人生タイミングが全てってことか
私自身とは無縁(のままでいたい)世界の描写だったけども、映画で見る分には勉強になった、年齢層で感想が二分する映画だと…
R18+指定で描かれるカラーとモノクロの異色ラブストーリー。
男と女が心中した。
そのことをきっかけに偶然出会った2人の男。
彼らの共通点は死んだ1人の女を愛していたことだった。
彼女と出会った時…
劇中でシナリオ学校の講師をしている脚本家が「今を描け」的なことを言うのですが、今、性を描くなら、もっと他に描くべきことがあるのでは、と思いました。
映画全体の野放図な軽やかさとか、綾野剛さんの現代…
部屋を立ち退かせに来たはずが、何故かその男と元カノの思い出を肴に酒を飲んでいるという、それだけ互いの祥子との思い出が彩りに溢れていたんじゃないだろうか。
果たして二人の祥子は本当に同一人物なの?酒が…
【正解のないシナリオ】
“卯の花腐し(くたし)”の”腐し”とは、腐った様を指しているのではなくて、腐る一歩手前の状態のことだ。
長雨で花が”くたくた”になってしまったような感じだ。
この映画「花…
予習で火口のふたりを観た時は交わるシーンに正直良さを見出せなかったが今作は違った。
どのシーンもいい意味でいやらしさがなく、切なかったり笑えたり愛おしさがあるもの。
栩谷がカメラを奪い返す場面では、…
©2023「花腐し」製作委員会