酒の呑み方、煙草の吸い方、肉欲に溺れる姿が綾野剛と柄本佑にハマり役すぎてこれ以上ない。R指定作品には欠かせない存在ですね。
モノクロとカラーを使い分けて、現在過去を表している。現実に色味を感じなくな…
「青春時代へのレクイエム」
良くも悪くも湿っぽい映画やったな〜
二人の男が過去に付き合った同じ一人の女の事をひたすら酒を飲みながら話す🍶
舞台は新宿、四谷からゴールデン街あたり。
そこに夜の雨、酒、…
面白かった。3人それぞれにそうだよなと思うところがあったが、「いい女だったな」は何言ってんだか。思い出は思い出すたびに上書きされて、より美しく、より残酷になる。
シナリオを書き直して消し、また書い…
あの雨の階段を上がったところから何かが始まる感じが凄く良い。
ノスタルジックなピアノと弦のBGMがピタリと止まる。
その後は雨と下駄の音と店に流れるハコさんの歌や琴の音色だけ。
そしてピアノが奏でる…
好きだなぁ、綾野剛演じる栩谷の哀愁溢れる雰囲気。
退廃的なんだけど佇まいに色気があって、全てを諦めてる様でそれ迄のことをぐるぐる思考してて、女性に全く媚びてないようで動物的な人間臭さも充満してて。…
このレビューはネタバレを含みます
137分と2時間以上だったのに冗長もなく、映画にどっぷり浸かった。
荒井監督は、原作を意訳し、ご自身が長年関わってきたピンク映画への設定に変えたことで、映画としての説得力を増したんだと思う。
20…
冒頭、葬式から始まるのは、荒井晴彦脚本の『ダブルベッド』を思い起こさせる。
葬儀の会話の中で、「ピンク七福神」と呼ばれた上野俊哉監督が亡くなり、他の監督たちも撮れない苦しみの中にあることを知った。切…
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