戦争未亡人、礼子役の高峰秀子と、彼女を慕う義弟、幸司役の加山雄三。
映画の始まりは、意外なシーンで、これが礼子が切り盛りする酒屋の置かれた状況を暗示する。観ているシーンの「引っかかり」が次のシーン…
義姉礼子を好きになった歳の離れた義弟幸司。四人兄妹の末っ子でほぼ戦後を気ままに生きてきた幸司を演じる加山雄三が嫌味なくいい。
高峰秀子演じる礼子は戦争で夫を失い、店をバラックから大きくしてきた苦労人…
スーパー清水屋の安売り攻勢に商店街の他の店は分が悪い様子
そのうちの一軒、森田屋酒店のおかみさん礼子を高峰秀子が演じてます
いやに“とんがった”風の加山雄三
段々事情が読めてきました
礼子の夫は結…
近代化による歪み、人間の醜悪が明らかになる。
コウジが亡くなったら、姉たちの思う壺。
長女の夫がスーパーの社長になり、姉たちがその利益を得る。それを思ったとき、レイコはあの形相になったのでは。そし…
祖父母が当時30歳位の時の映画。自分も30近くになって、祖父母が自分と同年代だった時の日々を想像した。
それから高峰秀子さんの美しさと演技に引き込まれた。『めし』以来だったけど、成瀬巳喜男の映画し…
成瀬監督が描く、市井の人々の恋愛模様。
スーパーマーケットが出来始めたことによる小売店の苦労という時事的要素を組み合わせながらも高峰秀子さんと加山雄三さんの小気味いい会話でストーリーが進んでいくし、…