地味なミステリーでございました。
衝撃の事実が!的な演出は一切ないので、ミステリー好きにはちょっと物足りないスピード感でした。ただ監督のミゲルの諦めきれない思いや、共に過ごした時を反芻したり、フリオ…
さすがビクトル・エリセ。どこぞの巨匠とは違って独善的な遺言作品になっておらず。50代のアナ・トレントに「ソイ、アナ」ってゆわせてファンサービスしてるけど(笑)。がしかし、なんで男は侘しく老い、今を生…
>>続きを読む今まで観てきたVíctor Ericeの作品と全く違っていて、面食らってしまった
スペイン語だからなのか、Pedro Almodóvarの''Pain and glory''を彷彿とさせるような、…
全体的には静かな緊張感から淡々と展開していく感じで観ていて気を抜けない感じが堪らない(笑)
あとミゲルの事が好きなワンコ🐶が可愛すぎるし、タイトルの意味も回収できたから面白かった👏
この監督の他作品…
ヨーロピアンビスタサイズ。
悲しみの王。
どう老いるか。
恐れも希望も抱かないことだ。
デカ足のルフィノ。
三段峡ホテル。
すっぴん派。
ずっと映像と音が綺麗で、内容がよくわからないレベル。笑
…
【鑑賞メモ】
明け方の海。
暖炉の火にちらつく横顔。
窓からの光。
映写機。
光が美しい。
肌ざわりが少し冷たくて、透き通るような光。例えるなら、まだ薄暗い早朝に透明なグラスに注がれた水みたいな、…
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