立派な台詞も、大袈裟なリアクションも必要なくて、相手に対する真摯な姿勢と最低限の言葉があればそれで十分ぽい
カウリスマキの手だけ写すショットが大好き、愛しのタチアナでもあったね、たばこを持つ手
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労働者たちのささやかな出会い、クラブ、タバコ、アルコール、そしてすれ違い——すべてが『枯れ葉』を想起させる。カウリスマキが描いてきたものは、35年近く経っても変わっていない。いや、変わっていないとい…
>>続きを読むどんなに悲しいことがあっても、どんなにうれしいことがあっても、おおげさに目を見開くことも、声を張り上げることもない。何が起きても人生は続いて行くのだ。カウリスマキの作品は、小津や成瀬の作品と同じドラ…
>>続きを読む「おかしい 実におかしい 恋ってそんなものじゃないか」
映画をみ終わったあと、しばらくなにもいえなかった。胸がいっぱいになって、ただ、最高なものをみた、という感覚だけが残る。
友だちがやっぱりいい…
男どうしの友情、男女の恋愛。この2つのモチーフを、アキ・カウリスマキ的にミニマルに扱った作品になるだろうか。
男と男の友情は、どちらかが困っているときに、どちらかが手を差しのべる形で結ばれ、女と男…