100本目は日本、200本目はアメリカ、300本目はイタリアだったので、400本目はアジアから、イラク映画で大好きなこの作品を。
イラク北部に住むクルド人の小さな村。フセイン政権末期の混乱した時代…
☆☆☆☆
強烈な映画だ!
あまりの凄さ、逞しさに完全にノックアウトされてしまった。
時はアメリカ軍によるイラン侵攻直前、国境沿いの村には強烈なリーダーシップで子供達に指示をする少年サテライトがい…
キャストが全員実際の戦災孤児である点も、監督の言うマジックリアリズム的な部分なのかもしれない。
映画というある種の非日常と、実在する戦災孤児の起用というドキュメンタリー性の融合という意味において。…
クルド人である、バフマン・ゴバディ監督による、フセイン政権崩壊後にイラクで制作された、ドキュメンタリックなリアリティと神話的なフィクションを併せもつ稀有な作品。
荒涼とした大地、生々しい生活描写、…