亀も空を飛ぶに投稿された感想・評価 - 4ページ目

『亀も空を飛ぶ』に投稿された感想・評価

ち

ちの感想・評価

4.1
何も罪のない子どもたちが、背負うはずのない責任を背負って生きていく。
今も世界のどこかには、同じような境遇の子どもたちがいることを忘れてはいけない。

100本目は日本、200本目はアメリカ、300本目はイタリアだったので、400本目はアジアから、イラク映画で大好きなこの作品を。

イラク北部に住むクルド人の小さな村。フセイン政権末期の混乱した時代…

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cinefils

cinefilsの感想・評価

3.8
サテライトの子分みたいな子供(松葉杖じゃない方)が何ともいえず可愛らしい。どうやって子供たちを演出してるのだろう。
これも家にパンフがある一作。

劇場で観たことは覚えている。
誰と行ったかも、その後どこでご飯食べたかも…。

でも映画の内容が思い出せない。

ただ暗かったという印象がある。
Nao

Naoの感想・評価

4.0
フセイン政権崩壊直前のイラクのクルド地域が舞台。孤児たちを束ねる主人公と重荷を背負う少女。過酷な状況下でも生活してる姿に心打たれる。

☆☆☆☆

強烈な映画だ!
あまりの凄さ、逞しさに完全にノックアウトされてしまった。

時はアメリカ軍によるイラン侵攻直前、国境沿いの村には強烈なリーダーシップで子供達に指示をする少年サテライトがい…

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キャストが全員実際の戦災孤児である点も、監督の言うマジックリアリズム的な部分なのかもしれない。

映画というある種の非日常と、実在する戦災孤児の起用というドキュメンタリー性の融合という意味において。…

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hanako

hanakoの感想・評価

-
クルドの映画二作目。これもやはり胸が苦しくなる。クルドに平和を。
Hikaru

Hikaruの感想・評価

4.0
三者、同じ幼子というレンズを通しているはずなのに、どうしてここまで見る世界が変わるのか。
彼らには選択肢が与えられておらず、見ていてそれが辛い。

苦、現実、夢やぶれ。

クルド人である、バフマン・ゴバディ監督による、フセイン政権崩壊後にイラクで制作された、ドキュメンタリックなリアリティと神話的なフィクションを併せもつ稀有な作品。

荒涼とした大地、生々しい生活描写、…

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