近年で最も衝撃的な⻑編デビュー作のひとつ———International Cinephile Society
________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヴィム・ヴェンダース初期作のような哀愁の旅———…
かさなって。かさなっていく波は、自分の手のひらに、いちばん似ている気がする。ふくらはぎを撫でられても、ひざを掴まれても、いやじゃなくて、かといって良いわけじゃない。だけど安心する。目をとじたらもっと…
>>続きを読むロシアの荒涼とした風景の中を父と娘がボロボロのワゴン車で移動するロードムービー。
ロシアの風景もこの父と娘も陰鬱で、決して笑顔を見せることはなく、広大なロシアの地と相反して閉塞感がある。
⬇️以下…
この物語が言うところのパラドックスを存分に意識したような映画で、忘れた頃に、あれは本作が驚異の刺激に甘えた即効性のある娯楽作品ではないということを暗示していたのかと思ってみたり。少女は奪われた自由と…
>>続きを読むインディーズ感があって刺さる人には刺さりそう。
ポラロイド写真や焼き増ししたDVDなど90年代っぽさを感じさせる風合いでありつつも、主人公がスマホを持っていたりショッピングモールにIMAXシアターが…