このレビューはネタバレを含みます
さとくんが「(身体的コミュニケーションができない=)"心が無い"から人間では無い」という価値観を持つことは自由だと思う
ただ、それを他人に押し付ける(=さとくんの場合、人間では無いからってこの世から…
制作時期は違ったものの、「愛にイナズマ」と同じ公開年で、よくもまあ精神削られる2作品を…と知り合いじゃないけど石井裕也監督を労いたくなったけれど、ベースでは繋がっている感情があってそれもまた拍手。
…
知らずに見始めて
あ、オダギリジョーだ♡のテンションだったのに
ヒット作を生み出した今は書けない小説家宮沢りえさんと、なんだか適当な夫オダギリジョー夫婦は消えるはずのない3歳で亡くなった息子の影に向…
宮沢りえさんと磯村くんというキャストに惹かれ、何の前知識もなく観始めてしまった。
それなので衝撃が大き過ぎた。中盤からもしかしてという嫌な予感が付き纏った。
2016年障害者施設”津久井やまゆり園…
雰囲気がずーっと重苦しい映画でした。
実際にあった障害者施設で起きた凄惨な事件がモデルになっている作品。
個人的にですが、数ある社会問題を提起してきた事件の中で1番関心があるのがあの事件です。
…
嬉しいこと。
本当ならすぐにでも伝えたいのに
妻のことを1番に考え
自分の伝えたいことは後まわしにして
妻の戦いを見守り待っている夫。
大切な人の嬉しいことを
自分のこと以上に嬉しいと涙を流せ…
これが現実なんだと核心をついてくる映画だった。綺麗事を語るならさとくんは100%で否定されるはずだけど、それがなぜかできない、どこかに共感してしまう自分がいる、でも認めない、認めてはいけない、それを…
>>続きを読む(C)2023『⽉』製作委員会