鈴木清順は若い時に何本か観たけど、あまり好きになれなかった。今も決して好みではない部分はあるものの、この作品には圧倒的な作家性がなせる技を感じました。
映画作家には二種類の作家がいると思っていて、映…
【女が死のうと思い詰めたら男は助からんよ】
泉鏡花原作の小説を鈴木清順のメガホンで映画化。
美女たち(大楠道代・楠田枝里子・加賀まりこ)やパトロン(中村嘉葎雄)に囲まれる作家(松田優作)は自…
「一生覚めなければ
夢は夢でなくなるのに」
鈴木清順監督の浪漫三部作の二作目
あの世とこの世の男女の物語
昭和元年の1926年
新派の劇作家である松崎(松田優作)は、偶然出会った謎の…
『陽炎座』で大楠道代さんが 着物を脱ぐシーンが忘れられず、着物を着るようになった。
鈴木清順監督映画に出てくる着物はどれも 「衣装」ではなく物語の一部である———安野モヨコ(漫画家)
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たった一度の映画体験でも、一生涯忘れることはない。
鈴木清順監督の映画、とりわけ大正ロマン3部作には、そんな記憶に残る画がふんだんに盛り込まれている。
ただ、ひとえに美しいから覚えているという訳…
よく理解できなかったのですが、評価は高いのでいつか再視聴したいです。松田さんはもちろん、少ししか出ない原田芳雄さんの存在感がすごいです。大楠道代さんもインパクトありますね。
ツゴイネルワイゼンは観た…
ツィゴイネルワイゼンと似たような感じなのかと思っていたけれど、違う。
ツィゴイネルワイゼンが紙芝居だとしたら、こっちはお芝居だなと思う。もちろんそれぞれに良さはあるのだけれど、より深いところの不協和…