とにかく長い。
風景画が多くてすごく静かな映画だけど常に漂う死、不思議と眠くならない。
泉鏡花が原作。文字から浮かぶ風景を忠実に映像化したんだろうなと感じさせる美しさ。
湖のシーン、有名な鬼灯のラ…
このレビューはネタバレを含みます
「おんなが死のうと思いつめたら 男は助からんよ」
夢のような地獄絵図だった、こんなにうつくしい世界であるなら地獄に落ちるのも悪くないかもとおもえるぐらい
松田優作の身体性にずっとみとれていた。手足…
泉鏡花原作、女性に翻弄される松田優作の目線で描かれる鈴木清順監督の大正浪漫三部作のひとつ。不条理なイメージの連続で観る者を異界に誘い、身体の絡ませ方にも美意識が感じられる作品。色鮮やかで残酷な屏風…
>>続きを読む“4度目の逢瀬は恋になります 死なねばなりません”
“女が死のうと思い詰めたら 男は助からんよ”
妖しい女性達と不気味なパトロンに翻弄される男。最初から最後まで訳がわからない展開が続くのに、なぜ…
「一生覚めなければ
夢は夢でなくなるのに」
鈴木清順監督の浪漫三部作の二作目
あの世とこの世の男女の物語
昭和元年の1926年
新派の劇作家である松崎(松田優作)は、偶然出会った謎の…
公開時、僕は19歳だった。18歳で見た『ツィゴイネルワイゼン』に面をくらって、頭の中で、ずっといろんな場面を反芻していた記憶がある。当時は配信なんてなかったし、ビデオもすぐには発売されなかった。テレ…
>>続きを読むデヴィッドバーンみたいに痙攣ダンスする松田優作が見られる。
ほおずきに埋まった水面の大楠道代、新聞の切り抜きで見たときは水面に写ってるんだと思ってたけど、沈めてた。人間を。後作では人間を味噌漬けにし…
松田優作ってやっぱりかっこいい。
鈴木清順作品、夢ニに続いて2作品目。どちらも好きでした。
白昼夢のような夢か現かの世界を体験したいなら絶対におすすめ。
音と色の鮮やかさが好き。
子どもの頃、親…
めちゃくちゃ面白かった。『ツィゴイネルワイゼン』と同じく不思議な世界観だったけど、不思議とこっちは面白く感じられた。男女のしがらみが実験的(?)な映像とともに映し出されるのが衝撃的だった。原田芳雄の…
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