あの歌を憶えているの作品情報・感想・評価

• #大西公子

私たちは記憶の中で生きている。

忘れたくてもそうはできない記憶と、忘れたくなくても失われてしまう記憶。

たとえ忘れっぽくても、絶対に忘れない、その人をかたちづくる大切な記憶が誰にだってあるはず。…

忘れられない女と忘れてしまう男。

出会いが個人的に最悪だし、シルヴィアがいくらソーシャルワーカーとは言えいきなりアルツハイマーの男性を愛せるのか..（最愛の娘もいるのに）とか自分だったら…と考えて…

タイトルから音楽に関連したハッピーな映画を予想していたが、かなりシビアな内容だった。ふたりの出会いからしてまともな雰囲気じゃない。不振と不安だらけ。シルヴィアの断酒会へ通う元になったこととか、幼少期…

ブルックリンを舞台にした、おしゃれでどこかノスタルジックな雰囲気が心地よい映画だった。街並みや色彩、そして劇中で繰り返し奏でられるプロコル・ハルムの「青い影」がつくり出す空気感には、思わず惹きこまれ…

“一番大事にしたいこと”

〈消えて行く記憶・消えない記憶・家族の在り方〉

原題『Memory』

タイトルの大切さを実感する。
ラストに邦題が出てたらポカーンだった。
(絶対出ないけど)

最後…

気になっていた作品なので、まだやっていたから見に行った。

出来事を正確に記憶できない男と、その彼に寄り添う女性と言うことで、テーマは良いが、それがあまり生かされておらず、ストーリーにはあまり影響を…

邦題『あの歌を憶えている』ですが、映画の内容から遠すぎて違和感ありまくり。

同窓会(っぽいけど同学年だけの集まりではないらしい)で居合わせた男女。女は逃げるように帰宅するが男は女の後を尾ける。女は…