幾度も涙した
理不尽な世界で生きるしかない人たち
チャーリーやティグランやソナだけではなく、登場するすべての人の立場を思い、どうしようもなく腹が立った
彼らが奪い取られたもの、諦めざるをえなかった…
マイケル・A・グールジャン監督作。
ジェノサイドの生き残りである自身の祖父をモチーフに、アルメニアにルーツを持つアメリカ人俳優のマイケル・A・グールジャンがアルメニアで作った上質な人間ドラマで、無…
幼少期にアルメニア人虐殺を逃れた男がロシア統治下の祖国に帰還するもアメリカ人スパイとして収監。
牢獄から見える一室の男女観察が生き甲斐となり覗く彼の目線で一緒に楽しんだ。
言葉を交わすことなく育む友…
自由は、いつも心の中に…
オスマン帝国(現在のトルコ)で幼少期を過ごしたチャーリーは、アルメニア人に対するジェノサイドから逃れるためにアメリカへと渡る。1948年、自らのルーツを知るために彼はソ連統…
ジェノサイドや搾取など列強国に度々踏み躙られてきたアルメニア。小国が歩んで来た歴史の荒波に翻弄される主人公〈少年ガロ =〉チャーリー(マイケル・グールジャン)の波瀾万丈な人生。
小窓から覗き見…
とてもよい鑑賞体験だった。
(1) アルメニアという国に、鑑賞者が知らず知らずのうちに関心を惹きつけられる作品だと思う。ままならぬうちに、抑圧的な環境に置かれてしまった事態が、国とチャーリーの境遇…
収容所の塀の中から、他人の家族の団欒を覗き込みながら、勝手に一緒に食卓を囲む。感受性が高すぎるアメリカッチことチャーリー。直接コミュニケーションができないもどかしさもありながら、遠隔コミュニケーショ…
>>続きを読むアルメニア....ってどこだっけ....聞いたことはある....けど、パッと思い浮かばない。(汗
1915年、第一次世界大戦でオスマン帝国(現在のトルコ)が行ったアルメニア系原住民に対する大虐殺と…
意気揚々と祖国アルメニアに30年ぶりに帰って来たのは、チャーリーというアメリカ人。オスマン帝国によるジェノサイドで命を落とした母の教え"いつも笑顔で"を胸に、"帰還者"として、"ソビエト・アルメニア…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
HPを見て気になって鑑賞。
1915年オスマン帝国。大きなトランクの中、幼いチャーリーは息を潜めて覗き穴から外を見ていた。祖母にトランクに入って逃げるようにと言われたのだ。覗き穴からは祖母達が射殺…
©2023 PEOPLE OF AR PRODUCTIONS and THE NEW ARMENIAN LLC All Rights Reserved.