THE PROMISE 君への誓いの作品情報・感想・評価

「THE PROMISE 君への誓い」に投稿された感想・評価

恋愛が軸にはなってますが、ヨーロッパの虐殺映画は重すぎて胸が痛くなる。
Riku

Rikuの感想・評価

4.5
『ホテル ルワンダ』で知られるテリー・ジョージ監督作品。
物語は、第一次世界大戦時の オスマン帝国によるアルメニア人大虐殺を描いている。

物語の中心人物である、3人の男女。
彼らの三角関係が描かれるが、主人公たちに感情移入することが出来れば、戦争をより身近に感じることができるだろう。
私は、早い段階から彼らに感情移入したため 「戦争」と「虐殺」いう、本来なら遠くの世界で起きているようなことが、まるで自分の身に起きているような身近なこととして伝わってきた。

後半の、目を背けたくなるほど辛いシーンの連続と、多くのアルメニア人を助けるべく立ち上がったクリスとミカエルの姿に泣かずにはいられませんでした(;_;)
オスカー・アイザック演技上手すぎる..!! ベイルの熟練の演技もさすが!

しかし、なぜ いつの時代も人種が、思想が、肌の色が違うからと言って、そういった人々を排除しようとするのだろうか。
そして、なぜ いつまで経っても、経験から過去から人は学ぼうとしないのか。
「暴力」では絶対に何も解決しない、、強くそう思います。
Kki

Kkiの感想・評価

3.8
「史実を元にしたアルメニア人大虐殺」の話。

とにかく主題歌が良い!聴いているとあの時、迫害を受けた人たちの想いや無念さが伝わるし、それら全て過去に流れる儚さを感じて胸が締め付けられます。

「犠牲者150万人」がピンと来ないけど、「福岡市の人口と同じくらい」だからそう考えると「まさに大虐殺」。今も昔も人は本質的には変わらないだろうから、条件が重なれば今も起こり得るという人の怖さを感じます。
命乞いも通じない、愛する人が犯され無惨に殺され、想像を絶する絶望が150万通りあったことを教訓にしていかないといけないと思う。

メインキャストを取り巻くドラマは、個人的には共感できなかったです。もしこの大虐殺の悲劇がなかったら別の恋愛悲劇が起こってしまう展開が最後までモヤモヤしたままでした。

でも最後、こんな絶望を味わいながらもまた、自ら戦争に参加する人たちは凄い強い人たちですね。
Cocoa

Cocoaの感想・評価

3.5
第一次世界大戦の始まりとともに変わるトルコ社会を描いたもの。ユダヤ人虐殺もそうだが、民族の違いがこんな残酷なことを引き起こすことが恐ろしい。
社会の思想というか、流れとか勢いで歯止めが効かなくなる、静かに暴走する人間たち。
ペコ

ペコの感想・評価

4.2
心に残る作品。アルメニア人の大虐殺。悲惨な時代を支え合って生き抜いた人々を淡々と描いていた。ミカエルは愛する人たちとの幾つかの約束を果たして人生を過ごしたのだと思った。原題 The promise
Maiko

Maikoの感想・評価

4.2
ホロコースト以前に、トルコがアルメニア人を大量虐殺した。
この事実は、今作を通して初めて知りました。
ショックを受け、非常に心を痛めました。
と同時に、この悲劇を受け止めるべきだと実感しました。

「生き残ることが復讐」という台詞が心に残りました。
ラストは思わず涙がポロポロ、、、
トマト

トマトの感想・評価

4.0
第一次世界大戦下、オスマン帝国による20世紀初の大虐殺。

主人公ミカエル、AP通信記者のクリス、二人が想いを寄せるアナ、それぞれ三人の視点を通して、アルメニア人に起きた凄絶な歴史の事実を目の当たりにした。

悪化の一途をたどる世界情勢下。
置かれた環境の中でただ生きるために、愛する人との日々を夢見て、事実をありのままに世界に伝える為に、懸命に生きた人々の記録が真っ直ぐ心に迫ってくる。

仰ぎ見る空はいつもと変わらないのに。

子供たちの歌声はこんなにも晴れやかなのに。

無邪気な笑顔が不安と恐怖で凍りつく...

何故、何が、どうして...

「言葉はなかった。
僕らは愛する女性を失った」
というミカエルの心情に共感した。

本当に言葉にはならない喪失感に満たされた。

1942年。養女イェヴァの結婚式で、
『我が民族を消滅させようとしても、私たちはここに"生きている"』
と高らかに宣言したミカエルの心には、アナへの愛と誓い(プロミス)が息づいているに違いない。
ardant

ardantの感想・評価

4.5
『羊の木』(吉田大八,2018,アスミック・エース)を観た次の日に、この作品を観ると、その差に歴然としてしまう。もちろん、『羊の木』のような邦画が下で、この作品が上だと言っているわけではない。
次元が違うという表現が最も的確なように思える。

オスマン・トルコによるアルメニア人に対してのジェノサイド、そのことはほとんどの日本人が知る由もないだろう。教科書には出てこなかったし、歴史の好きな私でさえ、十数年前にある本で知ったのだから。

しかし、21世紀に入り、それを題材とした映画が制作されるようになった。『アララトの聖母』(アトム・エゴヤン,2002)、『消えた声が、その名を呼ぶ』(ファティ・アキン,2014)等であり、DVDあるいは映画館で私は観ることができた。

その中でも、映画としては、本作品が最も感動的なものだった。エンディングに流れるサローヤンの言葉が心に響く。

しかし、私にはまだ、なぜ、トルコ人がアルメニア人を虐殺しなければならなかったという根源的な問いが氷解しないままだ。

本作品は映画としての質は非常に高い。

ただ、残念なことは、このようなヒューマンな作品が、結局、米を含む西欧側のキリスト教圏から観た視点で作られているような気がすることだ。この作品でも、彼らは、正義の使者として表現されている。
nAkaMayO

nAkaMayOの感想・評価

5.0
オスカーアイザックの演技力に改めて驚き。見てて苦しくなるけど目を背けちゃいけない事実だ。
感想川柳「生き残る それが何より 復讐に」

レンタル店でパッケージ借りでした。。φ(..)

オスマン帝国の小さな村に生まれ育ったアルメニア人青年ミカエル。医学を学ぶためにイスタンブールの大学に入学したミカエルはアルメニア人女性アナと出会い、互いに惹かれ合うが、アナにはアメリカ人ジャーナリストの恋人クリスの存在があった。第1次世界大戦とともにアルメニア人への弾圧がさらに強まる中、故郷の村に向かったミカエルはアルメニア人に対する虐殺を目撃する。一方のクリスはトルコの蛮行を世界に伝えるべく奔走し、アナもクリスと行動をともにする…というお話。

『オスカー・アイザック』と『クリスチャン・ベイル』が出演してるということでとりあえず借りましたが、内容はオスマン帝国によるアルメニア人虐殺。(;´_ゝ`)監督は『ホテルルワンダ』のテリー・ジョージだから容赦ないです。一部史実が含まれています。

自分は『消えた声が、その名を呼ぶ』を見ているのである程度把握してますが、とりあえず『第一次世界大戦』と『オスマン帝国とアルメニア人』を予習した方がいいと思います。(。-∀-)
http://www.promise-movie.jp/sp/about/genocide.html

民族弾圧のようで元を辿ると『宗教問題』があったりもするから複雑。(。´Д⊂)

まさかの展開にちょっとビックリ。( ゜ρ゜ )エムレいい奴だ〜(/≧◇≦\)映画としても面白いと思います。

9000万ドルもの制作費の大半を、この虐殺で家族を殺されたアルメニア系アメリカ人の大富豪が捻出し、完成を待たずに亡くなったそうです。(;´_ゝ`)

この出来事をトルコ政府(元オスマン帝国)は認めていません。トルコリラが暴落してる現在に見たのは偶然ではない気がしなくもない。( ・_・)ノΞ●~*でも昔のことで今生きている人達が対立するのは得策じゃないとも思う。


気になるセリフ
『アメリカの生命保険会社はアルメニア人の顧客が多い。アルメニア人の顧客リストを送るように言ってくれ。契約者は皆死んで受取人もいない。当然ながら権利は国に帰属し政府が受取人となる。』『生き残ることが復讐よ』

『世界のいかなる権力がこの民族を消せるだろう。すべての戦いに負け、組織が崩壊し、文学は読まれず、音楽は聴かれず、祈りも通じず、消し去れるか試してみよ。彼らが笑い、歌い、祈ることがなくなるかを。どこかで彼らが二人が出会えば、新たなアルメニアが生まれるのだ』ウィリアム・サローヤン

んでまず(^_^)/~~
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