アメリカッチ コウノトリと幸せな食卓の作品情報・感想・評価

『アメリカッチ コウノトリと幸せな食卓』に投稿された感想・評価

4.4

独房の小さな窓から見える「日常」が、チャーリーにとっての生きる希望。どんな状況下でも笑顔を忘れない、チャーリーの人柄がとても素敵でした。監督、脚本、主演のマイケル・A・グールジャンさんの才能に脱帽。…

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じゅ
3.7
このレビューはネタバレを含みます

1915年、オスマン帝国。トルコ軍から逃れた4歳の少年がいた。
30年後。第二次世界大戦の終結後、ソ連は世界各地に離散したアルメニア人が帰還するための資金を出した。チャーリーはアメリカの永住権を破棄…

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音楽がとても良かった。
恩を仇で返されたり、縁が生まれたがゆえに至る残酷な展開は、観ていてつらかった。

アララト山の美しさも印象的で、世界のどこでも山は信仰の対象になるのだと改めて感じた。

「触…

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りょ
4.0

戦争映画にありがちな政治家の長々としたくだりとかがなくておつむの弱い私にはすごくよかった。

アルメニアという国の歴史背景を詳細まで理解したいなら物足りないかも。

ちょっと関心領域を思い出すヒュー…

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アルメニア映画。'48年スターリン政権時ソ連支配下の故国アルメニアにアメリカから帰還した主人公チャーリーはスパイ容疑の冤罪で投獄されてしまう、そんな絶望的な状況で彼の唯一の楽しみは監獄の窓から見える…

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らー
4.2
悲しいけど幸せな映画
めっちゃ好きな人はいる作品だろうとは思うが、自分はそうでもなかった。

見るにあたって副題の【コウノトリと幸せな食卓】を頭の片隅に留めおいた方が楽しめると思う。
3.8
このレビューはネタバレを含みます

大分寓話的なリアリティーライン。

チャーリーがいつも笑顔で、この理不尽な世界を生き抜く姿勢は、現代にこそ必要なスキルだと思う。ほんとユーモアって大切。
映像はとにかく美しく、それだけで観に来てよか…

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意気揚々と祖国アルメニアに30年ぶりに帰って来たのは、チャーリーというアメリカ人。オスマン帝国によるジェノサイドで命を落とした母の教え"いつも笑顔で"を胸に、"帰還者"として、"ソビエト・アルメニア…

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