これほど純度の高い映画を目にするのはひさしぶりだ。
あらゆる形式を蹴とばして、
川上さわ監督は自分の真っ黒い穴の中に旅立ち、そして見事に帰還した。「地獄のSE」という血まみれのお土産を手に———いが…
初めて自分の意思で観に行った映画。
汚くて、美しくて、どこか儚い印象。
思春期のうちにこの作品に触れれて良かったと思う。
自分のことを全力で受け入れ、慰めはしないけど肯定してくれる。
読めない展開や…
以前観た山中遥子監督の『あみこ』に似てるなと思ったら、やはり影響を受けていたらしい
どちらも思春期真っ只中の人間でなければ描けない内容
しかし、自分の言葉、自分の映像で作品を紡ぐことは本当に大事…
ネタツイ界隈みたいな映画。気を衒ったセリフの数々も、外見しか知り得ない観客には笑えないものばかりだ。
イキり散らかした中学生、まだ未熟な恋の予感、すべてを見てる保健室の先生...こんなに"エモくて面…