秋刀魚の味 デジタル修復版の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『秋刀魚の味 デジタル修復版』に投稿された感想・評価

笠智衆は今まで、穏やかな役柄以外を見たことが無い。岩下志麻や岸田今日子の若い時の顔を想像したこと無かったな。逆にこの映画を昭和37年当時に観てた人は歳を重ねるとどんな顔になるか想像しなかっただろうね…

>>続きを読む
3.7

1962年作、小津安二郎の遺作。
デジタル修復版を配信で鑑賞。

もう御馴染み、父と娘の物語。
戦争の影が残る時代、その変わりゆく社会出の家族、人生。

何よりも色彩の美しさ、豊かさ、鮮やかさ、それ…

>>続きを読む

秋刀魚の味を観てまず感じるのは、そのテンポの良さである。場面の移り変わりは軽やかで、全体を通してまったくだれることがなく、自然と物語に引き込まれていく。何気ない日常の連なりでありながら、どこか可笑し…

>>続きを読む

何度も舞台となる笠智衆の家、佐田啓二の家、岸田今日子営むバー、それぞれが空間としての様相を悉く変えていく。特に東野英治郎と中村伸郎との小料理屋から家に帰宅した笠智衆が、それまでには見せなかった恐怖慄…

>>続きを読む
あす
4.4

結構重ための設定も多い中、悲観的なシーンは陽気めなBGMが流れるのでBGMとの対比で感情が際立つ。
所々設定重ためだし、3人の会話はお下劣なもので中和してるのかな?あのお下劣な会話は当時小津監督がな…

>>続きを読む
kkk
-

ユーモアと侘しさが同居した最高な映画。
同級生3人の冗談の掛け合い、娘をやりそびれた恩師への哀れみの眼差し、敗戦の話題等…。
北竜二、中村伸郎、加東大介あたりの脇を固める俳優が良すぎる。
あとワンシ…

>>続きを読む
妻に先立たれ、娘を嫁に出す父親を描く。歳を重ねれば重ねるほど沁みそうな作品。
みや
3.5
主役の方がおじいちゃんにこう似てるんだよ。するとね、その頃のモニタリング映画のようにも見える。
独特のカットの切り替え方とセットが毎度おしゃれで段々と引き込まれる不思議。
インフル2
ひとり親の父が娘を嫁に出すか出さないかの苦悩を描くのだが。主人公平山の感情の動きを与えるシーンの塩梅が物凄く良い、嫌味がなく繊細で人間の生活がリアルに反映されているのを感じられる。

小津映画の良さにようやく気づいた。同じ言葉を違う人物が繰り返したり、"立ち絵"のような安定したショットがユーモラスさを際立たせている
笠智衆演じる父親が、人柄の良いロールモデル。こういう人生を歩みた…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事