『花札勝負』に増してショットが冴えざえとしており唸る。7分の固定長回しはギミックではなく、後景から前景への人物入れ替わり、ミカンを食べる脇役、前景の人物がすっと除けると嵐寛寿郎が端座しており台詞が回…
>>続きを読む前景に藤純子が伏し目で正座しているところに、襖を隔てた奥から(右側から)どんどん人が雪崩れ込んでくる。切り返すと、脇役含めて配置が完璧。間からすり抜けてこちらにくる藤純子。良すぎ!!
勝新よりも富…
「花札勝負」から7年後の後日譚作品。といっても「花札勝負」を見てなくても十分楽しめると思う。
加藤泰監督らしいクローズアップやローアングル、そして舞台劇のような演出の場面などが印象的で藤純子さんはじ…
静かな幕開け
右と左、奥と手前、細部と全体のような対比が基本的に上手い(主演にフォーカスする特徴)
産業の影を感じる描写
お君とお竜再会シーンの長回しと役者
恒例の早カット割
殺陣シーンで階段を使う…
カメラを被写体に近づけることで前景と遠景の間の距離が無化されてしまい、画面がのっぺりする
屋内のシーンではカメラの位置を地面スレスレまで低くして前景にモノ、中景に襖、後景に人と障子を配置することで…
このレビューはネタバレを含みます
シリーズ6作目。
「ゲストキャラのイケメンといい雰囲気になる→イケメンは死ぬ」
これは様式美的な毎回の定番なのか、まだ1と6しか観てないから分からない。
ミカン渡す場面がとくに名場面とされてるらしい…