言葉の有無。
【感想】
ろう者(耳に障害がある人)の両親を持つ子供の人生を描く物語。
「お前のお母さん、しゃべり方が変じゃない?」
人から言われると、余計に心にグサッとくるよね。前々から自分で…
コーダとして生まれ育った大の産まれてから大きくなるまでが丁寧に描かれていて良かったな。どんな親子だって、小さい頃は嫌ってくらい子供は愛を伝えるし無条件に大好きだけど、大きくなって外の世界と繋がりが出…
>>続きを読む子供時代が思いの外しっかり描かれていて、両親が大事に育てていく様子を見たからこそ、大人になるにつれて親に反発し、母親に苛立ち強くあたる様は見ていて苦しかった。
コーダではなくあのように理不尽や悔し…
「ぼくが生きてる、ふたつの世界」だった…。
ひたすら大の人生をのぞき見してる映画。
ずっと回想シーンのような居心地。
個人的にとても好きな雰囲気だった。
ただ全然知らない世界で、全然知らない家…
映画に喋る台本なんていらない。映像というメディアにおいて、役者に言葉を話させる必要性があるのかとずっと思ってきた。従って、この作品の映像美に魅了されてしまった。映像で語ることの重要性を他の作品よりも…
>>続きを読む©五十嵐大/幻冬舎 ©2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会