「おまえん家の母ちゃん、しゃべり方おかしくない?」母のことが、恥ずかしかった。耳のきこえない両親のもとで育った五十嵐大にとって"ふつう"の日常だったことが、歳を重ねるごとに、"ふつう"でないことを知…
>>続きを読む聴こえる世界と聴こえない世界
小さな町で、自分の世界と両親の世界を手話で繋いでいた息子の心の成長記録
周りが話す偏見の言葉に傷付き、家族から離れても心に葛藤を抱え生きている
そんな中での出会いが…
耳の聞こえない両親のもとで愛されて育った耳の聞こえる主人公。
コーダとしての悩みや葛藤を映しているのだけど、親と子の関係(特に思春期)は自分にも重なったり。
「大ちゃん」って呼ぶお母さんが愛に…
©五十嵐大/幻冬舎 ©2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会