【ミレニアム・マンボ 4Kレストア版】3.8
起承転結のつけかたというか展開がやや退屈になりがちだけど、摂取したかった2001年頃の空気感を大量に摂取出来て良かった
リー・ピンピンの撮影のネオン色が…
今まで台湾の地方を撮り続けてきた侯孝賢が21世紀の台北を舞台にした挑戦的作品。都市は散々エドワード・ヤンがやってきたにも関わらず侯孝賢はいかに都市の若者を描くのか興味が湧かないわけがない。
ワンカ…
2001年の台北。16歳で遊びを覚えたヴィッキー(スー・チー)には、長年以来付き合っていたハオ(トゥアン・ジュンハオ)という男がいた。Club通いと喧嘩、酒とタバコと薬に明け暮れているハオに進学を邪…
>>続きを読むヴィッキーが日本を訪れるシークエンスの美しさは白眉でしたが、退廃的クラブカルチャーにどっぷりのミレニアル世代というモチーフ自体にあまり共感を抱けず個人的にはそこまでヒットしませんでした。それは私が健…
>>続きを読む舞台は2001年の台北。地方から出てきて男と同棲している主人公の若い女性は、仕事もせずにDJの真似事やクラブ通い、ゲーム、酒、タバコ、ドラッグと遊び呆け、そのくせ異常なほど嫉妬深く束縛してくる男にう…
>>続きを読む90年代後半から2000年代への移り変わり。
未来志向の時代はいつからか退廃と蕩尽の時代へ移り、終末論的時代を通り過ぎると、“終わりの終わり”もしくは誰かが言った“終わりなき日常”の時代である。
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