このレビューはネタバレを含みます
原作者の手柄であるが、設定は面白い。
けれど展開が奇抜でよく分からなくなり、自分が苦手な "妄想" というワードが出てきてから混乱状態。
さらには理解しがたい性癖。
ラストの「箱男はあなただ」は使い…
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存在の解らない軽さ。
一体、何の為に、何についての映画を撮ったのか?
そして、ラスト、唐突に“そこが映画館のスクリーン”となり、スクリーンから永瀬に「箱男、それはオマエだ!」って、言われても、仰天…
箱に入って、社会からの目を遮断する「箱男」が色々するおはなし。
原作未見だし、原作があるという事も知らず鑑賞。
タイトルとジャケットの珍妙さから気になっていたもの。この手の最近の邦画は期待に沿っ…
安部公房さんの話は確か国語の教科書か何かで砂の女だかスーツケースだかベルトコンベアだかなんかそんな話を読んで「何ぞ」と思った記憶しかなく特にファンでもなければ作品を読んだことも碌にない感じなんですが…
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「見る/見られる」「箱男はあなただ」というテーマは絶対に今の世の中に共鳴するのに、なぜこんなノスタルジー感満載の内容で制作してしまったのだろう。
映画が始まってからの30分は、ずっと漂う危険な気配に…
この世界観。
私にはよくわからない。
変態要素が大きくて
理解できなかった。
気持ち悪くなるような
変な胸焼けがするような
印象が残った。
これも一つの効果なのか?
永瀬正敏さん
こういう不思議…
“わたし”は箱男。完全に正体を消して一方的にお前たちを覗く。“わたし”を見てもお前たちは意識しない。見て見ぬふりをするだけだ。箱男を意識する者は箱男になる。ーーー箱男の宿敵、ワッペン乞食が攻撃を加え…
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