箱男を意識するものは箱男になるらしく、日本を代表する2人の名優が覗き穴のついた箱を被って変態箱男と化していく物語。ただの段ボールなのに別世界への出口になるらしい。そして重要なのは箱の中で感じたことを…
>>続きを読む1997年、ドイツとの合作で企画が進行するも、海外ロケのクランクインの前日になって撮影が頓挫してしまい、石井岳龍監督が、27年前にオファーした永瀬正敏、浅野忠信、佐藤浩市を再び起用し、安部公房生誕1…
>>続きを読むやりたいことは何となくわかったけど原作だったらこう書いてるんだろうな〜とか考えちゃったから映像としては不出来な気もする。
シュールな演出は良かった。
大事なのは私生活や考えていることなんかを記すこ…
初出が長編小説であり、狙っているのもあるだろうが映像でも文学的で上映時間も2時間と長め。
小説刊行は1973年、時を越えてネット社会が主流になった現代に、“匿名性”という表題を持つ文学を映画に落と…
なんでずっと画面が妙な比率なのかと思ったけど、これダンボールからの視線な訳ね。
だいぶメタ的な映画で、ドラマという他人の生活をのぞく行為についての話なわけだけども、現代特にスマホで世界を覗いてる…
詰め込みすぎて重い
エンタメ的な面白さもそれなりにあるが、それ以上にこの監督の思い入れが尋常じゃないくらい強いなと思った
勝手な事を言えば箱男は短編でもいいくらいの内容で、あっさり1時間位でやった方…
うーん、これは😓
低評価なのも仕方ないかな、という感想ですね。
箱男=のぞき屋、自分の殻に閉じこもって一方的に他者を批評する人ってことなのかな。
途中第一人称の語り手の視点が曖昧になって、主観とい…
このレビューはネタバレを含みます
原作小説は安部公房の純文学。奇妙なキービジュアルもあって敬遠していたのだが、最近ビッグイシューで読んだ主演・永瀬正敏のインタビュー記事で興味を持ち鑑賞した。映画化に際して安部公房本人から「娯楽にし…
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