2024-181(60)
「箱男を意識する者は、箱男になる。」
作家・安部公房が1973年に発表した同名長編小説を、「狂い咲きサンダーロード」「蜜のあわれ」などの鬼才・石井岳龍監督が映画化。
…
詰め込みすぎて重い
エンタメ的な面白さもそれなりにあるが、それ以上にこの監督の思い入れが尋常じゃないくらい強いなと思った
勝手な事を言えば箱男は短編でもいいくらいの内容で、あっさり1時間位でやった方…
うーん、これは😓
低評価なのも仕方ないかな、という感想ですね。
箱男=のぞき屋、自分の殻に閉じこもって一方的に他者を批評する人ってことなのかな。
途中第一人称の語り手の視点が曖昧になって、主観とい…
原作読了済
見ることには愛があるが、見られることには憎悪がある。
箱男は他者から見られることはなく、一方的に覗くことができる存在である。ただし、ずっとその立場にいることはできず、いつでもその立場は…
原作小説は安部公房の純文学。奇妙なキービジュアルもあって敬遠していたのだが、最近ビッグイシューで読んだ主演・永瀬正敏のインタビュー記事で興味を持ち鑑賞した。映画化に際して安部公房本人から「娯楽にし…
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