ミシェル・ヴォワタの既視感はまるで忘却した過去の犯罪のフラッシュバックのようであり、一種のフィルム・ノワールとして観た。過去が現在に流入するにあたり実際に同一画面上で出来事が起こるのがむしろシュミッ…
>>続きを読むこの映画も夢・幻
音楽はそれに相応しく、デ・パルマ作品常連のピノ・ドナジオ
🇨🇭スイスの映像の魔術師、ダニエル・シュミット監督作品
『デ ジャ ヴュ』 (1987)
🇨🇭スイス 🇫🇷フランス…
再見。昔VHSで見た時は静かで遅い幻想的な映画だと思ったけど、今見直してみるとむしろB級スレスレの軽い映画だった。全然うるさいしかなりスピードがある。鈴を盗んだジャーナリストとそれを追う学者がロープ…
>>続きを読む記録
時間の交錯をこんなにも容易にやってのけるのはシュミットの手腕だろうか、癖のない編集で過去と現在が溶け合ってゆく過程が素晴らしい。鈴(音)という装置が過去の侵食の始まりなのだが、いつの間にか現…
(c) JENATSCH: 1987 T&C Film AG