ジャンル不詳の謎映画。サスペンスのようなメロドラマのような。貴重な遺物であるはずの斧が無造作に床に立てかけてあったりして、変な感覚。過去と現実の境目ははっきりしていて、夢幻的というほどでもない。美し…
>>続きを読む前回はVHSで観た為よくわからないところも多かったので、配信とても有難い。
「セリーヌとジュリーは舟でゆく」を思い出すケーブルカー。
解説おじさんのストーリーが本筋よりも気になっちゃって♨️
ある意…
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17世紀のイェナチュ殺害事件の謎を追い求めるうちに、やがて主人公に“デジャビュ”が見え始める…
主人公は殺人事件を犯人として既視体験するわけだが、その後の主人公の内面が全く描かれないし、何もなかっ…
過去、前世が交差する夢見(悪夢?)心地の世界。主演のミシェル・ヴォワタの神経質な感じのイケメンたまらんでした。で、城のオバチャンはテオレマのー!と後から気づきました。
恋人の登場から謎の日本人メイク…
既視感ならぬ前世の記憶って事で、傍観者から当事者への移り変わりが実に上手く組み立てられている。真鍮の鈴に斧、能面からの仮装舞踏会でのキャロル・ブーケの妖艶なやつの繋がりなど小道具使いから始まり、ケー…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
鈴が宅配便でやって来る劇的でなさと落下による時間越えの特権性を無効化する発泡スチロールの落下。空間変化が感動を想起させるようなものでなく単なる現象に始終なっている(現代の人が騎士に変化するなどでは…
>>続きを読む過去にいくのではなく、それは手を伸ばした先にあるもの。幻想をみるのではなく、向こうからやってくるもの。電車どおしが通り過ぎるように、美しいひとの顔が横切っては、またどこかで見つけ、去っていき、繰り返…
>>続きを読むダニエル・シュミットもう一本。
原題は「Jenatsch」
17世紀のスイスの政治家、というかスイスと周辺国の複雑な関係を利用して成り上がった男ゲオルク・イェナチュが殺された事件を追う記者の話なの…
JENATSCH: 1987 T&C Film AG