静かな山奥の古びたホテルに足を踏み入れると、時間はまるで溶けるようにゆるやかに流れ始める。主人公ヴァランタンの記憶は風のように漂い、過去と現在、夢と現実が織りなす繊細な景色が広がる。
遠くから響くピ…
シュミット監督は現実と過去を越境して描くのが得意な作家なので、こういうノスタルジックな作風はまさにうってつけ。廃墟となったホテルで主人公が幼少のころ賑わっていたホテルでのさまざまな出来事を回想なのか…
>>続きを読む死ぬ時はこんな走馬灯見たいな〜
シュミットの撮る映画はいつも明確なストーリーがないけど、それがふと思い出す「思い出」と相性がいい
子供だから夜の話とか大人の話を断片的にしか知らないのもなんか良い
な…
過去とは互いに干渉しないと言いつつ、存分に回想して接触せんばかりに鮮やかに蘇る記憶。子供目線で捉えた大人の世界のあれやこれを大人になって巡るってノスタルジーなやつで、'80年代後半辺りの映画の雰囲気…
>>続きを読む音楽が良い!!!
ホテルとか旅館で過ごす時間ってなんであんなに特別なんだろう、、、落ち着いてて時間がゆっくり過ぎている感じ。小さい頃は特にそう感じてたもんなぁ。ヴァランタンの中ではあのホテルでの時間…
シネマ203で「オステンデ」観るまでの間にスマホで鑑賞(ただし、観終わったのは「オステンデ」の後)。
祖父母が所有し、幼年期に過ごしたスイス山中の廃ホテルを、主人公は取り壊しの報を受けて再び訪れる…
HORS SAISON: 1992 T&C Film AG