今では廃墟となったホテルで幼少期を振り返る主人公は監督自身の自己投影。
断片で紡がれる回想構造は映像を繋げて物語を作っていく映画そのもの。
回顧するだけで現実には何も起こらない/起こっていないが、…
煌びやかな宴とはしゃぐ大人たちとそれを静かに観察してた子供。
子供の観察眼は意外と鋭くて、様々な人間模様を把握していて面白い。廃墟のホテルは少し空虚感を感じるけど、そこでの出来事は彼の一生の宝物だと…
中年男性が、思い出の場所を訪れて少年時代を思い出すという設定は、「new cinema paradise」のよう。
D.シュミット監督の幼い頃の実体験がベースのようですが、懐の深い祖父母とたくさん…
このレビューはネタバレを含みます
" 子供でいるって難しいでしょ? "
主人公の男性が少年時代を過ごしたスイスの山中のホテルが取り壊されるため久しぶりに訪れ、記憶を回想していく物語。
ホテルを見て回る現在の主人公の男性と、回想での…
「子どもからみた大人の世界」
取り壊されるかつて生活していたホテルに赴き、自らの思い出により語られる作品
自分語りで行われる回想ではなく、出来事を淡々と思い起こす形式で行われており、純粋な目線で…
主人公が幼少期を過ごし今では廃墟となったホテルを訪れる。物語は過去と現在を行き来し、個性豊かなは客人たちに囲まれ過ごした日々を追想する。
なにか大きな出来事が起こるわけじゃなくて、こんな人がいた、こ…
ノスタルジーな気持ちに✨
最後の窓から見える海がとにかく綺麗だった〜!感情の蟠りが取れるからなのか?
昔のことはよく美化されるって言うけどなんでなんだろう、、、過去は天国?
戻ることのできない時…
HORS SAISON: 1992 T&C Film AG